震度とマグニチュード

 

また先日海外のペルーで大きな地震が発生したね。

マグニチュード8.0とかなりの大きさの地震です。

現地の被害状況は負傷者が11名出ているとの事。

今後も余震など起きる可能性もあるので、ペルーの方々の無事を祈っております。

 

ここで皆さんに質問です。

こーちゃん【マグニチュード8.0は震度いくつになるでしょーか?

読者様「え、震度8とか?」

こーちゃん「ぶっぶー、そもそも震度8はあっりませーん。」(煽りうざ

こーちゃん「答えはマグニチュードの大きさだけでは震度は判断できません。

読者様「え、うざ。そんな問題だすなよ」

 

実は"震度"と"マグニチュード"は同じに見えるけど、

明確な違いがあるんだ。ってか完全に別物です。

震度とマグニチュードの違い

震度=揺れの大きさ

マグニチュード=地震のエネルギーの大きさ

つまり、地震のエネルギーの大きさは揺れの大きさに比例しないと言うことです。

 

今回は震度とマグニチュードの違いについて触れていきたいと思います。

 

震度

震度

 

まずは、みんなお馴染みの震度についてだね。

冒頭でも書いたけど、震度とは地震の揺れる大きさのことを言います。

これは僕たちが実際に感じる揺れについての強さを表すものです。

そんで震度って実は略されていて、

正式名称は気象庁震度階級って言うんだよね。

震度0から震度7までの10段階で表されます。

これは日本独自の震度の表し方で、海外では別の表し方で震度を表します。

日本全国にある震度計といわれる機械にて揺れの大きさを測定しています。

 

震度0~震度3

震度0~震度3

引用:気象庁,震度とゆれの状況

震度0と震度1とかはニュースでも取り上げないし、

あんまり気づかないよね。

震度3くらいになると、おっ地震か?ってなるけど。

日本に住んでいたら当たり前のように感じる揺れがこのラインです。

 

震度4~震度5弱

震度4~震度5弱

引用:気象庁,震度とゆれの状況

 

この震度4からの揺れは恐怖を感じます。

実際この震度4からは負傷者が出ています。

平成20年(2008年) 5月 8日 茨城県沖 7.0 5弱 負 6 なし
平成20年(2008年) 4月29日 青森県東方沖 5.7 負 2 なし
平成20年(2008年) 3月 8日 茨城県北部 5.2 負 1 なし
平成19年(2007年)10月 1日 神奈川県西部 4.9 5強 負 2 住家一部破損 5棟

引用:気象庁,日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)

これは気象庁のデータから一部抜粋したものになります。

ちょっと古いけど実際に震度4で負傷者が出ているでしょ。

この震度4から周囲に気をつけてください。

物が落てきたり、物に下敷きにされる可能性があります。

 

震度6弱~震度6強

震度6弱~震度6強

引用:気象庁,震度とゆれの状況

 

震度6弱からの揺れはこれはヤバイって感じの揺れです。(どんな揺れだよ

もうね、立っていられないし、しゃがんでしがみつくしかできない。

これは実際に見てみるのが早い。

この映像は震度6弱だけど、動き方えげつないよね。

この震度6弱からは地震の規模も跳ね上がり負傷者も増えて、亡くなられる方も出てきます。

平成19年(2007年)7月16日 新潟県上中越沖
平成19年(2007年)
新潟県中越沖地震
6.8 6強 32cm
※14
死 15
負 2,346
住家全壊 1,331棟
住家半壊 5,710棟
住家一部破損 37,633棟など
平成20年(2008年) 6月14日 岩手県内陸南部
平成20年(2008年)
岩手・宮城内陸地震
7.2 6強 死 17
不明 6
負 426
住家全壊 30棟
住家半壊 146棟など

引用:気象庁:日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)

震度6弱からは大災害レベルです。

この場合、命に関わる可能性すらあります。

日頃から咄嗟に身を守れる場所や避難経路の確認、防災訓練などをしっかり受けておいてください。

頭で考えている時間は正直ありません、瞬時に体が動く用に訓練しておくのが防災訓練です。

家、職場、通勤中、お出かけ中、ありとあらゆる場所・場面で起きても咄嗟に動けるように、

頭の中でシュミレーションしておいてください。

 

震度7

震度7

引用:気象庁,震度とゆれの状況

 

震度7は間違いなく大災害を引き起こします。

東北地方太平洋沖地震や熊本地震も震度7を記録しています。

下のデータは東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のデータになります。

平成23年(2011年) 3月11日 三陸沖
平成23年(2011年)
東北地方太平洋沖地震
(東日本大震災)
⇒特設ページへ
9.0
※10
9.3m
以上
※11
死 19,667
不明 2,566
負 6,231
※12
住家全壊 121,783棟
住家半壊 280,965棟
住家一部破損 745,162棟
など ※12

【平成30年9月7日現在】

引用:気象庁,日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)

これだけの規模の被害が震度7の地震で起きうるのです。

桁違い。僕たちはそれを認識しておかなければなりません。

 

僕は実際に震度7を体験したことはないのですが、

おそらく死すら覚悟してしまう揺れだとは思っています。

 

下の映像は震度7の揺れを体験できる映像です。

※3D酔いをしやすい方は閲覧にご注意ください。

 

今後、震度7が起きる可能性は大いにあります。

首都直下型地震だったり、南海トラフ地震だったりと可能性がをあげたらキリがありません。

今できる事は起きてしまったとき、何を準備し、どう対処すべきか。

そこを事前に知っておくことが大事だと思っています。

 

マグニチュード

マグニチュード

 

震度の次はマグニチュードについてです。

マグニチュードとは地震エネルギーの強さのことを言います。

簡単に言うと、地震の規模

 

そんでこれまた日本独自の表し方で、

正式名称が気象庁マグニチュードってのが日本で使われているマグニチュード。

いろいろ種類があるけどこの記事では割愛します。 (多すぎて面倒

 

このマグニチュードの数字は1上がるごとに、32倍もエネルギー量が変わります。

マグニチュード(M)と地震波の形で放出されるエネルギーとの間には、標準的にはMの値が1大きくなるとエネルギーは約32倍に、Mの値が2大きくなるとエネルギーは約1000倍になるという関係があります。M8の地震の1つでM7の地震約32個、M6の地震約1000個分のエネルギーに相当します。

引用:気象庁,震度・マグニチュード・地震情報について

ここはポイントだね。

数字上はたった2しか変わらないのに、地震の規模は1000倍も違う。

 

下の表はマグニチュードと地震の規模の表になります。

引用:防災科研,マグニチュード

 

マグニチュード7クラスの地震って意外と年間で発生しているんだね。

深さによっては震度7クラスが起きてもおかしくない、怖い怖い。

 

豆知識で、地球で起きた地震で最大規模のマグニチュードは、

1960年に起きたチリ地震でマグニチュード9.5を記録しています。

Mw9.5:チリ地震(1960年)
これ以上の規模の地震は実測でも地質調査でも発見されていない。

引用:Wikipedia,マグニチュード

ちなみに理論上はマグニチュード10まで起きる可能性があるって、

東北大の教授が導きだしたみたい。

松沢教授によると、日本海溝から千島・カムチャツカ海溝にかけての計約3千キロの断層が全て60メートル動いたとするとM10.0。ペルー海溝とチリ海溝の計約5300キロが60メートル動くとM10.3との試算が出た。

引用:日本経済新聞,地球で起こりうる最大の地震はM10 東北大が試算

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)がモーメントマグニチュード9.0だったので、

理論上は東北地方太平洋沖地震の32倍の強さの地震が起こる可能性がある。

もはや想像もできません。この地震ですら地獄絵図だったのに。

 

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地震の揺れの大きさと地震の規模は違います

違い

そしたら、

震度とマグニチュードはどう違うの?ってところだよね。

ちょっと例え話を話します。

 

例えば、

①風船を耳元で破裂させる場合 

②風船を耳から50cm離して破裂させる場合

③風船を耳から100cm離して破裂させる場合

 

風船の大きさや割り方は一緒だとして、

この場合どの番号が一番うるさく聞こえると思いますか?

 

まぁ当然①だよね。 (耳元はやばい

②や③は距離が離れるにつれ、音の感じ方は下がります。

これがまんまマグニチュードと震度の関係です。

 

風船の大きさ=地震の規模はどの条件も変わらないけど、

音の感じ方=揺れの大きさは震源地からの距離によって変わる。

 

つまるところ、地震の規模が大きくても、

震源地から地面までの距離や観測地点までの距離が離れていれば、

震度自体は大きくならないという事。

 

これは逆も然りで、

地震の規模がそこまで大きくなくても、

震源地から地面までの距離が近ければ、

震度は大きくなる

 

風船を離れたところで割られるのと、

耳元で割れてるのを想像すればわかりやすいかな。

 

下の地震は同じマグニチュード5.1にも関わらず、

最大震度が3つも違います。

発生年月日 震央地名・地震名 最大震度 津波 人的被害 物的被害
平成31年(2019年)1月3日 熊本県熊本地方 5.1 6弱 負 4 住家一部破損 7棟

【平成31年1月11日現在】

平成23年(2011年)12月14日 岐阜県美濃東部 5.1 負 1※4 なし

引用:気象庁,日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)

これも風船で例えたのと同じで震源地が遠いか近いかの違いです。 (地盤の柔らかさとかもありますけど

2019/1/3の熊本県熊本地方で起きた地震は深さ約10km

2011/12/14の岐阜県美濃東部で起きた地震は深さ約49km

 

なので、題名にもある通り、

震度7とマグニチュード7(M7)はイコールには必ずしもなりません

なので別物ってことです。

※震源の深さによってはイコールになる場合もある

 

震度とマグニチュードの違いまとめ

 

日本ではよく地震が起きるから、

震度とマグニチュードの違いをキチンと理解しておくと、

今後地震が起きたときに地震を見る目線が変わってくると思います。

そうやって少しずつ防災意識を高めていけるといいなっておもいます。

 

あぁー地震なんて来なければいいのに (ただの愚痴

百害あって一利なしだろ、

誰か地震を止めるひみつ道具をください。

あ、ドラえもんでも可です。 (いやむり

ばいばいばーい

 




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