通電火災の原因
通電火災の原因

 

皆さんは災害時に起こる通電火災をご存知でしょうか。

通電火災の原因は停電が復旧したことにより、

地震などの災害によって破損した電線や、

倒れた家電(ヒーターとか暖房器具)などによって火災が発生する。

これは災害発生時ではなく、災害発生後に起こる特徴があります。

 

今回は通電火災とはについてや、

通電火災の原因などについて触れていきたいと思います。

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通電火災とは

通電火災とは

通電火災とは

 

読者様
通電火災ってなに?停電で火災が起きちゃうの?

 

通電火災は地震や台風などによって起きた停電が復旧したあとに起こる火災です。

まずは通電火災の一例の映像をご覧ください。

いや通電火災めちゃくちゃ怖いね。ビックリだわ。

この通電火災の特徴は、大きな地震や災害によって何日間も停電した後に、

通電することによって、火災が発生するという時間差がある火災となっています。

 

過去の地震での通電火災

1995年の阪神淡路大震災では、

特定されている火災の原因の約6割がこの通電火災による物だとされています。

かなりえげつない数字です。

 

以下の文章は阪神淡路大震災教訓情報資料集の一部を抜粋した物になります。

  • 02) 出火原因を時間別に見ると、地震直後では電気を発火源・ガスを着火物とするものが多く、地震の数時間後およびその翌日以降では電気関連によるもの(いわゆる「電気火災」)が多かったとされている。
  • 03) 電気火災の多くは、避難中の留守宅などで送電回復に伴う火災が初期消火されずに発生したものとの指摘があり、避難時の電気ブレーカー遮断の必要性等が指摘された。

引用:内閣府防災情報のページ,阪神・淡路大震災教訓情報資料集【04】火災の発生と延焼拡大

阪神淡路大震災でも時間差の火災によって初期消火ができなかった、

という点が問題になっているね。

 

時間差で火災が発生

大規模な災害となると、電気が復旧するのにかなりの時間を要します。

2019年台風15号の際も電気が全面復旧するまで、1ヶ月以上かかっています。

大きな災害のときは家に立ち入りができない状態が多く、

避難所などへ避難している場合があります。そうすると、無人になっている場合が多く、

復電した際に火災が起きても誰も居ないから発見が遅れてしまうのが原因になっています。

初期消火ができず手遅れになってしまうという事。

 

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通電火災の原因

通電火災の原因

通電火災の原因

 

では通電火災の原因は一体なんなのでしょうか。

色々な原因があるのでご紹介します。

 

電気家電による通電火災

これは代表的な物が、ストーブとかアイロンなどの電気で熱を作り出す家電が、

停電から電源が入ったまま復旧したときに、物などに触れたまま電気が付くことで、

触れた箇所が熱しられて発火してしまうことが原因になります。

地震とかで非常に多い事例となっております。冒頭で紹介した映像がまさにこれだね。

 

アイロンをかけている最中に地震、ヒーターを使っている時に地震、

これらの家電が電源が入った状態で停電になって、

電気が復旧したときに地震で家の中がぐちゃぐちゃの状態で、

運悪くヒーターなどの物が他の物と接触してしまった場所から発火してしまうといった事例が多くあります。

 

配線のショートなどによる通電火災

電気の配線が地震の影響でダメージ(断線)を受けて電気が復旧した際に、

損傷している箇所で半断線による発火や短絡(ショート)してしまい出火してしまう。

イメージしずらい部分なので、この原理をわかりやすく説明した物とその実験映像をご紹介します。


引用:ラボラトリー・フィードバック

 

これもかなり注意が必要です。

家のなかって結構電源のケーブルがありまくりな状態だと思うんですよ。

皆さんもまわりを確認してみてください。意外と電源ケーブルってあるでしょ? (ねぇよ

これが地震などにより損傷するといった状況は大いに予想がつくと思います。

これらが損傷した状態で通電すると、

火事になる可能性があるという事は頭に入れておいてください。

 

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通電火災の対策

通電火災の対策

通電火災の対策

 

読者様
通電火災の対策はどうすればいいの?早く教えて!!!!

 

おけー対策の結論から言うと、ブレーカーを落とす事です。

これが地震や災害時に家を離れる際に僕たちができる唯一の対策です。

 

ブレーカーを落とす理由

通電火災は停電から復電したときに起こります。

つまり、電気が復電しても通電させないようにブレーカーを落としておけばいいのです。

ブレーカーを上げるのは、家の中の点検が終わったあとに上げるのが対策として一番有効です。

通電火災の対策
地震などの災害時に家から避難する際はブレーカを落とす!

通電火災の対策リスト

ではブレーカを落とした状態で、

再びブレーカを上げるときに気をつける点を解説していきます。

 

ブレーカーを上げる前に、家電のチェック(倒れてないか、接触していないか)

ストーブなどの家電に可燃物が接触している事が火災の原因なので、

まずはブレーカを入れる前に家の中の家電回りを確認しましょう。

 

ブレーカーのチェック(漏電箇所はないか)

ブレーカーは一旦全てOFFにして、大元(漏電遮断機)からON、子ブレーカーを1つずつONにしていく。

仮に漏電箇所がある場合は、子ブレーカーをONにした瞬間に漏電遮断機が再びOFFになります。

この場合、漏電遮断機がOFFになった子ブレーカーがどこかで漏電している可能性があるので、

その子ブレーカーだけOFFにして、残りのブレーカーを上げる。

 

電源ケーブルの損傷をチェック(半断線や短絡していないか)

復電後は家電の電源をひとつずつONにしていき、不具合がないかを確認する。

電源ケーブルは1本ずつ損傷がないか外観のチェックをしたほうがいいかも。

 

通電火災を防ぐ防災グッツ

通電火災はブレーカーを落としておけば一時的に防げることが分かったと思うけど、

災害が起きてパニックの状態でブレーカを落とすのを、

忘れてしまう事が容易に想像できます。

 

これを避けれる画期的な防災グッツがあります。

自分でブレーカを落とさなくても地震の揺れでブレーカーが落ちる。 (震度5強以上)

通称ブレーカ自動遮断期。

それが【スイッチ段ボール】というアイテムです。

 

読者様
地震ってしょっちゅうあるけど、毎回作動とかしないの?

このスイッチ段ボールは震度5強以上の地震でなければ作動しません。

なので日常で起こる程度の地震では問題ありません。

 

読者様
何か特別な工事とか必要なんでしょ?

いりません、台座をテープで取り付けて、ブレーカーのつまみにキャップを被せるだけです。

スイッチ段ボール

スイッチ段ボール

 

読者様
どういう原理で動作するの?

地震の揺れでボールが台座から落ちて、ブレーカーのつまみに被せてあるキャップが、

ボールの重さによってブレーカーのつまみを下ろす仕組みになっています。

 

注意点は自分の家のブレーカに取り付けができそうか、

事前に確認しておく必要があります。

ブレーカー自体が箱に収納されているタイプだと取り付けができない可能性があります。

 

通電火災の原因まとめ

通電火災はいつ何処で起きてもおかしくないです。

これは地震と同様に対策が難しいものではありますが、

「避難する際にブレーカーを落とす」

これだけ覚えていれば、通電火災を防ぐことは可能なのです。

ほんのちょっとしたことで、防げる災害は意外と多くあります。

様々な情報を仕入れられる時代なので、知ることを怠らずに防災をやっていきましょうね。

 

以上、防災をやってみたのこーちゃんでした。

ばいばいばーい

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